生前に遺品整理をするための6のポイント
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生前に遺品整理をするための6のポイント
2022年10月28日(金)2:39 PM
最近では生きている間に自分の持ち物や財産を整理する「生前整理」を行う方が増えてきています。
とくに「遺品整理」については、家族の負担を軽減させる意味合いから早めの終活として取り組む方が多いと言われています。
しかし遺品整理をどのように始めればよいのか分からない方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、生前に遺品整理をするための6つのポイントについて解説します。
生前に遺品整理は必要?
生きているうちに財産や身の回りを整理する遺品整理は必要なのでしょうか?実は生前整理は「今後の人生を明るく前向きに生きたい」というポジティブな理由で取り組む方が増えています。
遺品整理を「終活」のひとつとして早めに取り組むことで、自分の死後家族の負担を大きく減らすことに繋がります。
生前に遺産相続を行うメリット
生前に遺産相続を行うメリットにはどのようなものがあるのでしょう?いくつかのメリットをご紹介します。
遺族の負担を減らせる
自分の死後、残された遺族は葬式や財産の整理など、さまざまな手続きを行うことになります。また、死後49日を目安に遺産相続に取り掛かることになるため、相続がはっきりしない状態では時間や手間が大きく掛かることになります。
このため事前に遺産相続を行なっておくことで、家族の負担を減らすことが可能になります。
家族の相続トラブルが減る
亡くなった故人の財産がどこにあるのかを知らせておくことで、遺産の所在が分かり家族のトラブルも減ることになります。生前に財産の所在を整理し、目録として記しておくことで家族が相続する際財産の所在を明確にすることができます。
遺産相続を始める時期は?
生前整理として遺産相続を始める時期はいつがよいのでしょう?最近では定年を迎える年齢が65歳という企業も増えていますが、還暦を迎える60歳を目安に行う方が多いようです。
一方50代からという方や、早い方では20〜30代から始めるケースも出てきています。
遺産相続を始めるタイミングは人それぞれですが、年齢が高くなると気力・体力が衰えるため冷静な判断ができるうちに行っておく必要があると言えるでしょう。
生前に遺産相続を行う5つのポイント
生前に遺産相続を行う際の、5つのポイントについてご紹介していきます。貴重品の整理をする
保険証や銀行の通帳、印鑑などの貴重品は場所を決めて管理しておくと、何かあった場合でも家族が探す負担を軽減することに繋がります。とくに契約に関する書類などは決まった場所にまとめておき、必要な時に取り出せるよう整理しておきましょう。 おもな貴重品は以下の内容になります。
- ・銀行・郵便貯金の通帳、カード類
- ・印鑑、年金手帳など
- ・株式、有価証券などの金融資産に関する書類
- ・腕時計、指輪など貴金属
- ・保険、不動産関係の書類、契約書など
- ・ローンや債務に関する契約書
デジタル関連の遺産整理
最近ではネット上の情報についても管理する必要があります。 例えばSNSのアカウントやクレジットカードの情報など本人しか分からない情報が含まれているものも多くあります。こうした情報は「デジタル遺品」として、生前に情報の所在を必ずまとめておくことをおすすめします。
おもなデジタル遺品は以下の内容です。
- ・PC、スマホ、タブレットなどのパスワード
- ・SNSアカウントのログイン情報
- ・ネット証券・FXなどのアカウント
- ・インターネットバンキングの口座アカウントなど
とくにSNSのアカウントについては、自分の死後どのように扱ってほしいか事前に家族と相談しておくことをおすすめします。
エンディングノート・遺言書を作成する
生前の遺産整理では、自分の死後残された家族に財産の相続や葬儀をどのように取り行うかを記載した書面を用意しておくことが有効です。こうした自分の意志を伝えるエンディングノート、遺言書の特徴は以下の内容になります。
エンディングノート
自身が亡くなった時の家族へのメッセージや供養、葬儀の内容などを記載するノートです。
エンディングノートは法的な効力がないため、記載すべき内容は自身で決めることができます。
遺言書
遺言書は「自身の財産を誰に相続してもらうか」を明確に記載した書類で、法律に基づいた形式で作成します。
遺言書を残すことで、家族間での相続トラブルを防ぐことに繋がります。
遺言書を作成する際は、法的効力のある定められた形式で用意する必要がありますので、覚えておきましょう。
このように自身の死後、エンディングノートや遺言書があれば自身の意見を家族に伝えることができます。
生前の遺品整理の重要なポイントとして、取り組みましょう。
必要なものと不用な品を仕分ける
生前の遺品管理では自身の持ちものを仕分けることも大切です。
記念写真やアルバム、愛読書や趣味で集めたものなど大切なものは残し、整理しておきましょう。
また、遺品整理と併せて日用品や家具などの大型品も不用品と残す物を決めておきます。
整理中判断のつかない品は「保留」とし、余裕のある時に分別しておくことをおすすめします。
専門業者に依頼し整理する
これまでご紹介しましたデジタル遺品や貴重品の仕分けや不用品の処分は専門業者に依頼することもできます。とくにデジタル遺品や貴重品の整理はある程度自身で行えますが、不用品をまとめて処分する場合は不用品回収業者が便利。
家具や家電など、遺品以外の不用品を一度に処分できますので、遺品整理の際は利用を検討してみましょう。
このように生前の遺品整理では、ポイント別に進める事が大切です。
もしもの時に家族の助けとなるよう、早めの終活として取り組んでいきましょう。
広島クリーンファーストにお任せください
広島市近郊で遺品整理をお考えの際は、広島市の不用品回収専門業者「広島クリーンファースト」にお任せください。遺品の整理をどのように進めてよいのか分からない、心の整理がつかない状況など遺品や不用品に関するお困り事に真摯に対応いたします。
また、生前の遺品整理での不用品回収をご利用頂けますので、是非ご相談ください。
まとめ
生前に遺品整理をするための6つのポイントについて解説します。遺品整理では家族に貴重品や財産の所在を整理し、家族の負担を減らす目的がある事を解説しました。
ご紹介しましたポイントを参考に、遺品整理を進めて行きましょう。
遺品整理でお困りの際は、広島クリーンファーストにご相談ください。
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