ゴミ屋敷にしてしまう人の心理とは?その原因や解決策についてご紹
普段街に出掛けていると、ゴミで溢れた家を見かける事があります。
綺麗にするまで時間が掛かるのは当然ですが、家の状況を見れば中に住む住人の方は「普通の心理状態」ではない事が伺えます。
近隣の方の迷惑はもちろん、住む事を自ら難しい状況に追い込んでしまう心理状態とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
そこで今回は、ゴミ屋敷にしてしまう人の心理について考え、原因や解決策についてご紹介していきます。
知り合いや身内に、このような方がいる場合の参考になれば幸いです。
ゴミ屋敷になる人の心理状態とは?
ゴミ屋敷になってしまう人の心の奥には、いくつかの原因があると言われています。
ここではその代表的な例をご紹介していきます。
「もったいない」心理が働く
人生の中で貧しさを経験した方は、「もったいない」という気持ちから物を溜め込むケースがあります。
身の廻りの物を捨てる事ができず、「今捨ててしまうと二度と手に入らないのでは?」といった心理が働き、捨てずに置いておく癖が付いてしまうのです。
この心理状態が強くなると、食べ残しの残飯や賞味期限の切れた食材など、物の状態にかかわらず置いておくようになり、ついにゴミ屋敷と化してしまうのです。
このケースの問題点として、本来捨てるべきゴミが「大切な物」とすり替わってしまう事です。
根本的な解決方法は?
このケースの解決方法は、物が手に入らなかった時代と現代は違うのだ。
という事を住人が理解する事が大切です。
物を捨てることで、生活にゆとりやスペースが生まれる事の素晴らしさに気付くことで、本来の生活を取り戻すよう促して行く事が必要なのです。
しかし住人の意識が変わらず、今の状況に満足したままゴミ屋敷の状態を心底続けたいと考えている場合は、状況を改善することは難しいと言えるでしょう。
そうなれば、最後の手段として行政に訴えるしかありません。
病気が原因のケースも
片付けをしたいと考えていてもできない病気に「ADHD」という精神疾患があります。
ADHDとは、正式には「注意欠陥・多動性障害」といいます。
この病気の症状のひとつに「ものを片付けられない」という具体的な症状があります。
このケースでは本人の意思に関係なく、症状のひとつとして現れるため、本人は片付けたいと考えていた場合は罪悪感に悩まされる事もあるのです。
身内や知り合いの場合、一緒に付き添いをすると症状が改善する事もありますので、まずは病気であることを理解してあげるようにしましょう。
認知症でゴミ屋敷化するケースも
歳を取ると現れる症状のひとつに、認知症があります。
実は認知症が原因でゴミ屋敷化するケースも多い事が分かっています。
認知症はすべての物事を忘れてしまうため、本来の正しい生活を送る事ができなくなってしまうのです。
一人で生活している場合は、ゴミの分別や家の掃除といった生活に必要な行為もできなくなりますので、ゴミ屋敷化してしまいます。
また認知症が深刻になると「セルフネグレクト」という生活そのものに関心がなくなってしまう症状が出る事も。
こうなってしまうと食事や入浴といった生活全般を送る事が難しくなってしまいます。
また別の症状として「収集癖」が出る事もあります。
家の外のゴミやいらない物を持ち帰ってしまいますので、想像を絶する状況になってしまう事も。
片付けが苦手で、ゴミ屋敷化するケース
もともと性格上、「片付けが大キライ」という方もいます。
成長の過程で整理整頓をする事に苦手意識を感じる人が多いと言われています。
程度が軽い場合は、性格のひとつとして付き合いもできますがゴミ屋敷となってしまうと簡単に片づける事はできません。
ただ、このケースでは「本人の性格」が原因なので片付け自体を他の人が行うとよい場合があります。
本人にその兆候が現れ始めたらゴミ屋敷化してしまう前に、身の廻りを掃除してあげるのです。
家族や身内が散らかった部屋をこまめに掃除してあげ、お金はかかりますが「家事代行サービス」などを利用する事で、解決に導くことができます。
ゴミ屋敷には不用品回収業者を
ゴミ屋敷化する住人の心理についていくつかご紹介して来ましたが、住人の心理にもいくつか種類がある事が分かりました。
いずれの症状についても、まずは家族や知人がケアをする必要があります。
しかし身内や知人もおらず、一人で抱え込んでしまっている場合は、行政に相談する事をおすすめします。
また、ゴミ屋敷を片付ける方法では住人がすべて処理するのは難しいと言えるでしょう。
費用はかかりますが、ゴミ屋敷の片付けを専門に行う不用品回収業者にご依頼頂く事をおすすめします。
広島クリーンファーストをご依頼下さい
広島県にお住まいの方でゴミ屋敷問題にお悩みの方は、広島県の不用品回収専門業者「広島クリーンファースト」にお任せください。
ご相談時に状況を可能な限りお伺いし、迅速にお伺いの上作業にあたりますので、大変スムーズにご利用頂けます。
片付けは専門のスタッフが作業を分担し行いますので、手間が掛かりません。
また、ごみを片付けるだけでなく、清掃も併せて行いますので、もとの生活を取り戻す状態まで作業を行います。
ゴミ屋敷でお悩みの場合、是非お気軽にご相談下さい。
まとめ
今回は、ゴミ屋敷にしてしまう人の心理について、その原因や解決策についてご紹介しました。
ゴミ屋敷化する住人には、さまざまな心理状態が原因であることが分かりました。
もともとの原因はそれぞれ違いますが、「ゴミ屋敷にしよう」と考えそのようになってしまった訳ではない事も理解できました。
住人の方の心理状態を回復させるには、いずれも家族や知人といった廻りの方のサポートやケアが必要です。
また、ゴミ屋敷を片付ける場合は、専門知識を持った不用品回収の業者に是非お任せ下さい。
住人の心のケアと合わせて、綺麗な生活を取り戻すため努めていきましょう。
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