遺言書に処理の仕方
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遺言書に処理の仕方
2016年07月28日(木)6:00 AM
自分には、老後のための少しの蓄えと、現在の古い住まいがあるだけで、そのどちらも大きな財産ではないし、死亡保険金も大した額ではないから、遺言書を作ることなんて縁のないことだと思っていませんか。
しかし遺言書は、ただ単に法定相続人となる人たちへの財産分与を明記するためだけのものではありません。
確かに、わずかな遺産の相続で親族が揉めることもありますし、公平に分けなければならないものを、理由をつけて分け合わない人もいますから、財産分与について明確にしておくことは役に立つことでしょう。
けれども、遺言書というものは、自分の死後の葬儀の執り行い方や、お墓のことなど、さまざまなことを自分の意思を尊重して、親族に処理してもらうための手引書の意味合いも持っています。
死後のことはどうでもいいと考えるならば別ですが、こうして欲しいとの希望があって、いろいろな処理の仕方をはっきりさせるためにも、遺言書を作成することは、決して無駄になることではありません。
また、自分の考えを生前に親族へ口頭で伝えておいたとしても、場合によっては忘れられてしまうこともあります。
そういったときのためにも、遺言書は書いておく必要があるでしょう。
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