部屋の空気を汚すもの〜ホルムアルデヒド〜
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部屋の空気を汚すもの〜ホルムアルデヒド〜
2017年01月18日(水)6:00 AM
近年住宅の高気密化が進むにつれて1990年後半から問題となっているシックハウス症候群という病気があります。
この症状は目がチカチカするとか、喉の痛み、頭痛、湿疹、吐き気など様々な症状があり、その原因の1つとして知られているのがホルムアルデヒドという成分です。
この成分は有機化合物の一種で、濃度によっては大変毒性が強く医薬用外劇物に指定され、刺激臭のある無色の気体は粘膜への刺激や呼吸器系、目、喉などへの炎症を引き起こします。
一般的に接着剤や塗料、防腐剤に多く含まれ、1980年代から1990年代にかけてはホルムアルデヒドを接着剤や塗料として使用した住宅や公共施設が沢山作られ問題となりました。
現在は2003年にホルムアルデヒドを使用した塗料や接着剤、防腐剤の使用は法律によって規制されてはいますが、使用している住宅や施設は現在でも沢山みられ、花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息などのアレルギー症状を持っている方は特にシックハウス症候群になりやすいので注意し、低ホルムアルデヒドの建物や自然素材を使用した建物で生活する事をお勧めします。
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